目次
貿易システムの販売形態
貿易には「輸出」「輸入」があります。
貿易システムの販売形態は2つあります。
1. 輸出機能と輸入機能をそれぞれ別売り
2. 輸出機能と輸入機能の両方が標準実装されている
ほとんどのベンダーは上記2つのどちらかで販売していますが、
中には輸入システムのみ、輸出システムのみしか開発・販売していないベンダーもいます。
輸出・輸入機能を開発するベンダーは貿易に熟知している
システム選定・ベンダー選定の際、重視する点があります。
それは、輸出・輸入の両機能を開発しているベンダーを選ぶということです。
画像引用元:HITACHI
輸出と輸入は密接に関係しています。
輸出・輸入の両機能を開発できるベンダーは貿易業務に精通しています。
輸出・輸入の貿易業務を理解しているからこそ、ユーザーの求める細かい機能が標準実装されています。
また、貿易業務に精通していると、ユーザーにより良い運用提案を行なうこともできます。
三国間貿易にも対応できる
画像引用元:シゴ・ラボ
輸出・輸入の機能が実装されているシステムは、三国間貿易取引にも対応しています。
中堅企業・大企業では一般的に行われている三国間貿易(仲介貿易)。
仕入国から販売国へ直送する流れの三国間貿易では、
お金・書類・物(貨物)の流れが通常の貿易とは少々異なります。
お金・書類・物(貨物)の流れが通常の貿易とは少々異なります。
・書類と貿易代金は、必ず「第三国」を通して行なう
・物(貨物)は、輸出者と輸入者の直で行なう
通常の貿易だけでなく、三国間貿易にも対応できるといった点も輸出・輸入の両機能を開発するベンダーが優れているところです。
日本法人ー海外法人間で導入ができる
輸出・輸入の両機能がある場合、日本法人だけでなく海外の現地法人でも貿易システムを導入することができます。
海外の現地法人や工場が商品を生産し、日本法人が輸入するというのはよくあるケースです。
日本法人とグループ会社の海外法人が貿易取引している場合、両法人で貿易システムを導入することで、簡単に法人間の取引情報の管理ができます。
法人間でシステム連携することにより、貨物情報・船積情報・ETD・ETAなどのユーザーが知りたい貿易情報を容易に取得・管理することができます。
輸出・輸入に対応しているベンダーを必ず選ぶこと
輸出・輸入の両機能に対応している貿易システムを開発しているベンダーは、優れたシステム・ソフトウェアを提供しています。
・ベンダーが貿易業務に精通している
・ユーザーにより良い提案ができる
・三国間貿易に対応できる
・海外法人でも利用できて連携が可能
貿易システムの検討する際は
輸出・輸入の両機能を開発販売しているベンダーを選びましょう。
輸出・輸入の両機能を開発販売しているベンダーを選びましょう。